計算ツール

ずいぶん前に、NECで卓上電子式計算機用のLSI（大規模集積回路）を設計していたことがあります。市場が大きく大量生産に適していたため、集積回路産業の発展に大きく寄与しました。 そのおかげで、デバイス、論理、回路、マスク・レイアウト、フォト・リソグラフィ、封入・組み立て、テスト、信頼性・品質管理などすべての分野における半導体技術の発展をみました。

計算ツール

通常の電卓ではキーの押し順を考えなければなりませんが、この計算機は元の計算式をもとにそのまま計算を実行します。ネットワークやサーバーの介在なしにクライアント側で計算処理させる ことができるジャワ・スクリプトを使いました。

一例として、式((1.23 + 45.6) / (789 - 12.3)) * (0.012 + 2.5)を下のウインドウに表示しました。「＝」をクリックすると、正しい答え、0.1514573966783が得られるはずです。

二通りの方法により式を入力できます。
 (1) コンピューターのキーボード上のキーを使う
 (2) この計算機のキーパッドをクリックする。

計算式や中間結果、定数などの数値を「MIn」によりメモリに蓄積したり、「MR」によりメモリから呼び出したり、「MC」により消去したりできます。

サイン、コサイン、タンジェントのような三角関数はラジアン表記します。45度は(PI/4)ラジアンです。sin(PI/4), sqrt(2)/2, 1/sqrt(2)の計算をして比較してください。すべての答えは「0.7071067811865」になるはずです。

この計算機の機能はさらに増強されます。